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【台湾親子留学】10〜17時までみっちり学ぶけど、とっても楽しい!4週間中国語サマーキャンプ

  • 台湾・台北
親子留学

親子留学DATA・参加者:11才(小6)、9才(小4)のふたり息子
・留学先:台湾・台北市
・留学期間:4週間(2022年7月)
・中国語レベル:初心者
・留学にかかったコスト:語学学校/約20万円×2名、マンスリーマンション/約35万円(3LDK)、その他生活費/30万円(生活費・レジャー費・交通費など)

コロナ禍のなか、親族がいる台湾に気軽に行けなくなってしまったため、思い切って親子で短期留学することにしました。台北で中国語サマーキャンプに参加してきましたので、その様子を紹介します

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台湾の中国語サマーキャンプ

台湾では大学附属のチャイニーズセンター(中国語学校)が主催するサマーキャンプがいくつかあります。

「台湾師範大学」「中国文化大学」などが毎年実施しているようですが、ほかにも塾やYMCAなどもサマーキャンプを開催しています。わが家は長年にわたる中国語教育の実績がある「国語日報」という出版社が主催するプログラムを選びました。

事前の申込みや支払いはウェブ上で完結するため、日本から手続きできます。

子どもたちは「ニーハオ」「シェイシェイ」程度の中国語しかわからない超初心者状態からスタート。学校からは「簡単な英語で意思疎通がとれるのであれば大丈夫」と言われたため、特別な準備はしませんでした。

夏講座は1ターム4週間、計3回開催

このサマープログラムは、1ターム4週間、6月〜8月まで計3回実施されていました。

それぞれのタームの初日にレベルチェックがあり、クラスわけがされます。息子たちはビギナークラスへの配置となりました。1クラス6〜9人程度の少人数制となるため、細やかな対応をしてもらえました。

10時から昼食を挟んで、15時まで「読み・書き・話す・聞く」の4技能をまんべんなく学習。その後、17時まで文化アクティビティが実施されました。

当初は長丁場の座学に飽きてしまわないかと心配しましたが、ゲームなどを取り入れ、上手に指導してくれたようで、つまらないという話はまったくありませんでした。

15時以降の文化クラスは、書道・囲碁・クレイアート・卓球などさまざまなアクティビティが日替わりで準備されていました。専門講師による指導をうけることができ、息子たちは毎日楽しみにしていました。

学校とのやりとりは、学習内容が記載された連絡ノートが毎日配布され、様子を確認することができ、LINEによるやりとりも可能だったので、疑問点はすぐに解消できました。

昼食は、学校から水餃子・弁当・ハンバーガーなどが提供されました。事前にアレルギー有無・苦手な食べ物などを聞かれ、わが家ではとくに依頼しませんでしたが、必要に応じて柔軟に対応してくれると思います。

初日はやはり緊張していたのか、言葉少なく入室。しかし、お迎えのときには、とびきりの笑顔で戻ってきました。昼間はずっと中国語の環境となるため、上達も早かったです。日に日に単語や会話を習得していき、クラスメイトや先生とのコミュニケーションも楽しくなったようです。毎日ではありませんが、漢字の書きとりなど宿題がありました。日本人の息子達にとっては難しくなかったようです。

滞在したのはマンスリーマンション

プログラム参加中に滞在したのは、学校からMRT(地下鉄)で2駅の「忠孝新生」というエリア。「Booking.com」でマンスリーマンションを探しました。

近くにはSOGOデパート・ドンキホーテなどがあり、生活必需品を揃えるのには苦労しませんでした

今回、マンション探しが遅れてしまったので、約35万円と費用がかさみましたが、もう少し早ければ部屋数を減らすなど条件を厳選し、金額を抑えられたかと反省しています。

学校までは、最初の1週間は一緒にMRTに乗って送迎をしていたのですが、2週目からはマンションから子どもたちだけで通学。成長の速さを実感しました。

台湾の観光地や文化も満喫

子どもがプログラムに参加している間、親はまったくの自由時間。私は「台北101」、「中正記念堂」、迪化街などの定番観光地をゆっくり巡りました。またカフェでくつろいだり、一時利用可のジムを利用したりして時間を過ごしました。台湾でも日本同様フィットネス市場が盛り上がっており、一時利用可能なスポーツジムはいくつもありました。

週末には夜市にでかけたり、遠出をしたり。日帰り観光スポットとして日本人にも有名な「九份」や「北投温泉」などにも足を伸ばしました。

バスやMRTなど公共交通機関を使って気軽にいけるので、週末の小旅行におすすめです

さまざまなルーツの子どもたちとの学び

プログラムには世界各国の子どもたちが参加していました。夏休みを利用し、台湾に帰省している華僑・韓国人・アメリカ人などがクラスメイトで、さまざまなルーツを持つ子どもたちと出会えたことも大きな収穫のひとつでした。

日本では子どもの中国語学習環境がまだまだ少ないと思うので、今回の短期留学をきっかけに子どもたちの中国語学習への関心がぐっと高まり、参加してよかったと心から感じています。

台湾は親日家が多く、街を歩いていても気軽に声をかけてくれることが多いです。少し迷っていたら親身に助けてくれ、人の優しさにふれることも多々。お子さんの留学先として英語圏ではない場所を探されているのであれば、台湾はおすすめです。

子どもにも優しい街で、素敵な夏の思い出をつくることができますよ!

写真と文/K.T

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